相続税に関する控除の種類について

相続税の税額控除には六つの種類があります。
まず、贈与によるもの。相続開始前の3年以内に贈与された財産も相続税の対象になりますが、通常は贈与された時点で贈与税を支払っています。すると、二重に税金がかかってしまいますから、それを回避するためにその贈与税分は相続税から引かれます。
次に、相続するのが配偶者の場合。たとえ婚姻期間がごくわずかでも、正式な婚姻関係があるならば、法定相続分を超えない限り、あるいは1億6000万円までは税金がかかりません。
他にも、相続するのが未成年者や障害者であった場合、一定期間は税額が軽減されます。未成年者の場合は成人になるまで、障害者の場合は85才になるまでです。
また、立て続けに不幸があった場合、具体的には10年以内にもう一度相続があった時には、今回の税額から前回支払った額の一部分を引くことができます。
これは短期間に連続して多くの税金を支払う、という負担を軽減するためのものですから、前回の相続から時間がたつほど軽減額は減っていきます。
最後はやや特殊ですが、もし外国に財産があった場合、その国で相続税を払う場合があります。この場合も、日本の相続税と二重になることを防ぐため、その分は相続税から引くことができます。

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